炭素繊維による水質浄化
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 炭素繊維水質浄化材ミラカーボン

海面養殖・養殖水槽への利用

炭素繊維ミラカーボンを利用して魚の住みやすい環境へ!!   
 魚介類の養殖では、餌の過剰投与と排泄物により水質が悪化し、病気や感染症等を引き起こすことがあります。
また、海面養殖では水槽での飼育と異なり、外海や河川水の影響を受けやすく、富栄養化した海域で赤潮や貧酸素、底泥(ヘドロ)の堆積が発生すると養殖環境が悪くなってしまいます。
 ミラカーボンは、高い生物親和性により活性な生物膜を形成し、その微生物の働きで汚濁物質を捕集・分解します。生態系に悪影響を与えずに、魚類や水生生物の良好な生息環境を造り、産卵や稚魚の養育環境である藻場としての機能を発揮します。

海産魚介類の養殖の問題点
 



炭素繊維利用のメリット

 ■水質改善
   炭素繊維が汚濁物質を吸着し、分解することにより水質、底質が改善します。
   栄養塩類が低減され、富栄養化を抑制します。
   環境負荷が小さく、安全です。

 ■生産の向上
   水質改善により病気・死亡が減り、水揚げ量が期待できます。
   水質改善により成長促進され、品質・安全性の向上が図れます。

 ■コストの削減
   水質改善により抗生物質使用量の削減が期待できます。
   炭素繊維は腐敗、劣化せず、長期的な使用が可能です。
   水質が長期間保持されるため、換水の手間が減ります。

用途

 養殖場、養殖水槽の水質浄化
 ・内湾(海域)の水質浄化   ・養殖水槽の水質浄化   など
 海面養殖、水槽養殖
 ・魚類の産卵場所   ・稚魚の養育場所   ・苗床   ・海草類の養殖   など

設置工法

 設置にあたっては、設置場所の環境を把握するのが重要です。
特に、海域での養殖は、陸水域と比べて変化が大きく、様々な条件に対応した設置工法が必要です。
主に注意する点は以下の通りです。

■地形  海底地形、底質、閉鎖性水域、水深
■水流  潮汐、潮流、河川水の流入、循環装置の有無
■環境  魚類の生活様式(遊泳性、底生性)、養殖域の大きさ、施設の形状

工法案1 : 海面養殖

 生け簀筏に炭素繊維を設置し、海域を浄化する工法です。
内湾に設置された生け簀筏に取り付けることで、設置海域の水質浄化効果を期待できる他、魚の拠り所としても利用できます。


工法案2 : 養殖水槽

 浄化施設に炭素繊維を設置し、浄化後、水槽に戻す工法です。
浄化施設と養殖水槽を分けることで、水質浄化効率を上げることができます。水槽内に炭素繊維を設置できない場合に有効です。



工法案3 : 養殖水槽

 養殖水槽に炭素繊維を設置し、水槽内を浄化する工法です。
既存水槽への設置が可能です。飼育魚種によっては炭素繊維の設置を変えることで藻場としての機能や水槽底に溜まる汚濁物の浄化が期待できます。

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