 |
|
● |
炭素繊維による水質浄化は、大きな表面積による汚濁物質吸着効果と併せて付着する微生物による汚濁物質分解効果により水質が浄化されます。炭素繊維が水中で揺れることにより、炭素繊維に固着した微生物群が水中の汚濁物質と接触し、自然の浄化システムが機能します。 |
● |
炭素繊維より生えた海藻は、さらに栄養塩類の吸収を行いますので、水質浄化効果が増加します。 |
● |
炭素繊維は劣化も腐敗もしないので、水質浄化効果は持続します。 |
 |
● |
炭素繊維が生物へ好影響を与えることにより、細菌、微生物が増殖し、良好な生態系を構築します。水質が浄化され、微生物の増えた環境では、プランクトンや小生物などが炭素繊維の周辺で繁殖し、それらが魚類の餌となり、魚類の増加が見込まれます。 |
● |
炭素繊維の生物親和性により、魚は炭素繊維に産卵をし、炭素繊維と海藻でつくられた物影は、稚魚の養育の場となります。 |
 |
● |
炭素繊維により水質浄化された水域では、太陽光が深くまで行き届き植物の光合成が行われ、海藻などの繁殖に役立ちます。また、炭素繊維は植生とも相性が良く、苗床ともなりうるため、磯焼けの解消や、生育した海藻類の浄化作用との相乗効果が期待できます。 |
● |
どんな海藻でも根付くため、種苗を取り付け簡単にワカメ、マコンブなどの養殖ができます。(ワカメ、マコンブ、クロメ、カジメ、ホンダワラ、アマモなど) |
 |
● |
「ミラカーボンコンブ」にフロートとオモリをつけ海に投入します。 |
● |
まとめての設置が効果的で、簡単に海の森が造られます。(推奨100本以上) |
● |
小型船舶と2〜3人で短時間に設置できます。 |
● |
岩場、砂場にも設置可能で場所を選びません。 |
 |
● |
通常は、点検のみで特別な維持管理は必要ありません。 |
● |
定期的に炭素繊維と海藻の状態を点検して下さい。(潜水して点検すると効果的です。) |
● |
炭素繊維に汚濁物質が大量に付着し、水質浄化効果が落ちた場合は、水中にて付着物を取り除くと効果が回復します。 |
● |
養殖の場合は、農業と同じように面倒をみることが必要です。 |
 |
● |
設置深さは、できるだけ海水面の波浪の影響を受けないようにして下さい。推奨:フロート高=海水面−1m以下 |
● |
海流にて流される危険がある場合は、オモリを追加して下さい。
標準:オモリ1kg/m、海流が速い場合:オモリ:5kg/m |
● |
養殖用の場合は、フロートを大きな浮力に変更して下さい。
標準:浮力1kg/m、養殖仕様:浮力2kg/m |
ミラカーボンコンブ規格
|
|
 |
■標準仕様
型番 |
L×W |
ロープ |
CFHK−2 |
2m×15cm |
PE8mm |
CFHK−3 |
3m×15cm |
PE8mm |
CFHK−4 |
4m×15cm |
PE8mm |
●長さ、幅は特注可能です。
●オモリ、フロートはオプションです。
●仕様、寸法および外観は改良のため予告無く
変更する場合がありますので、あらかじめご了承
下さい。
|