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ミラカーボンの設置
設置計画
ミラカーボンは、水中に設置するだけで大きな水質浄化効果を得ることができますが、水面積・水深・水量・水流・水質などの現場状況と設置方法・設置量により、その効果の現れ方は大きく異なります。したがって、より費用対効果の高い水質浄化を求める場合には最適な設置計画を行うことが大切です。
河川や浄化設備のような水流のある場合には、流量、流速により炭素繊維との適切な接触時間を確保し、池や湖沼などの閉鎖水域では、適切な配置計画が必要です。全域に設置することが困難な場合には、曝気設備、循環設備との併用が効果的で、直接水域に設置することが困難な場合は、ミラカーボン浄化槽を設け汚濁水を浄化槽に引き込み処理し、処理水を水域に戻すことが効果的です。
水質汚染は、様々な排水の問題や、周辺流域の開発や下水道の普及などによる複合的な影響を受けていることがほとんどで、発生源の特定が困難な場合が多いため、汚染問題を抱える水域を直接浄化できるシステムの計画が有効です。以下に、環境水域の水質浄化計画における炭素繊維設置方式の分類を示します。
炭素繊維水質浄化材ミラカーボンを用いた水質浄化の最適設計、施工を行いますので、ご相談下さい。
設置量
設置量は、水質、形状、水深、空気量、水流、接触時間等によります。
設置場所 |
目的 |
炭素繊維量(g/m3) |
池・湖沼・海 |
水質浄化 |
10〜100 |
河川 |
水質浄化 |
100〜200 |
下水・工場排水 |
水質浄化 |
100〜600 |
池・湖沼・海 |
藻場形成 |
10〜200 |
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