炭素繊維による水質浄化
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 生物処理用接触材


接触材用ミラカーボン


接触材一般特性
●接触材一般特性 ●接触材必要表面積と房型・格子型ミラカーボン本数
型 番 炭素繊維量 有効表面積
MiraCarbon CFK-3 20g 10㎡
MiraCarbon CFS-2 20g 10㎡
MiraCarbon CFK-4 60g 15㎡
※織物型炭素繊維 100g 10㎡
織物型炭素繊維は、100g当たりの有効比表面積を現します。
織物型炭素繊維量は、織物面積当たり500g/㎡。
有効比表面積:
  房  型 0.5 ㎡/g (CFK-3、CFS-2)
  格子型  0.25 ㎡/g (CFK-4)
  織物型  0.1 ㎡/g
汚泥表面負荷:50 g/㎡
必要表面積
(/㎥)
房 型
炭素繊維量
CFK-3
CFS-2
格子型
炭素繊維量
CFK-4
(/㎥)
100㎡ 200g 10本 420g 7本
150㎡ 300g 15本 600g 10本
200㎡ 400g 20本 840g 14本
250㎡ 500g 25本 1,020g 17本
300㎡ 600g 30本 1,200g 20本
MiraCarbon房型は、 CFK-3、CFS-2を標準とします。
MiraCarbon房型本数により、設置方法を選択します。
MiraCarbon格子型は、 CFK-4を標準として水深により長さを決定します。
MiraCarbon格子型は、 取付ロープにより設置フレームに取付を行います。
接触材の特長
●活性汚泥の大量付着
炭素繊維微細フィラメントの表面形状は凹凸があり1本当たりの表面付着量が大きく多数が密接して存在することによりフィラメント間に大量の汚泥を保持します。さらに汚泥は内部まで入り込むため離れずらく滞留時間が長く余剰汚泥の発生を防ぐことができます。
●微生物活性化による高度処理
炭素繊維塊奥部には、嫌気性菌が多く堆積し周辺部には炭素繊維の揺れと水流により活性度の高い好気性菌が多く堆積します。炭素繊維の揺れにより微生物群は活性され有機物類BOD・CODは高度分解され、窒素やリンなど栄養塩類などの分解除去が促進されます。

水質浄化のメカニズム
  
注意事項
1. 炭素繊維水質浄化材ミラカーボンは、全比表面積として高機能活性炭(1,200㎡/g)と同等以上を有していますが、接触材として用いる場合には、フィラメント断面内部孔の表面積は、汚泥付着には有効ではないため外表面積のみを有効表面積としています。
2. 織物状炭素繊維は、水中にて広がらないため、全表面が有効ではなく有効表面積は軽減します。
3. 汚泥表面負荷は、炭素繊維フィラメント表面の凹凸と、フィラメント間にて保持されるためより大量の汚泥が付着します。
4. 0.3m/sを超える流速や、曝気などにより渦流が発生する場合には、繊維破断の危険性があるため格子型あるいは織物型接触材を使用してください。
5. 設置用各セット品・ユニットについては、専用サイトをご覧ください。

接触材の規格と用途
規格 用途
●材質: PAN系 水溶性サイジング処理 ●下水処理施設の活性汚泥処理の安定性向上
●処理速度、処理水質、処理水量等機能向上
●活性汚泥処理の余剰汚泥低減対策
●食品や化学工場排水の生物処理の機能向上
●沈殿槽、放流槽の安定性、放流水質の向上
●河川・湖沼・湿地・海域等の水質浄化施設
●フィラメント: 7μm×12,000 or 15,000本
●有効比表面積: 房 型
格子型
織物型
0.5 ㎡/g
0.25 ㎡/g
0.1 ㎡/g
●単位長さ重量: 12K:0.8 g/m 15K:1.0 g/m

接触材設置場所


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