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 炭素繊維水質浄化材ミラカーボン

機能低下ラグーンの再生


 ラグーン処理方式におけるラグーン(酸化池)は、汚泥が堆積しやすく定期的な汚泥除去などの維持管理が必要です。
 特に、嫌気ラグーンや、曝気を行わないラグーンでは、汚泥堆積量が多く、汚泥除去を行わないと容量が減り、所定の滞留時間を保つことができず、ラグーンの持つ水処理機能低下を招きます。しかし、汚泥除去には大きな費用が必要で、資金力の乏しい途上国などでは容易には行えず、除去汚泥の処分方法にも困っているのが現状です。
 さらに、近年の経済発展は、都市への人口集中現象を招き、排水量は増加しラグーンへの負荷は大きくなる一方です。排水量増加は堆積汚泥の増加となり、さらに容量の小さくなったラグーンに、大量の排水が流入することになります。そして、流入排水はラグーンの表面流として流下してしまい、有機物は分解除去されることなく放流されているのが現状です。
 この機能低下したラグーン処理施設を、底泥処理技術「MSC工法」と、炭素繊維水質浄化技術「ミラカーボン」により再生させることが可能です。


機能低下したラグーン処理施設


 ラグーン(酸化池)は汚泥堆積により容量が減り、所定の滞留時間が保たれないため、流入下水は未処理のまま流下し放流され、大幅な処理機能低下現象を発生させます。堆積汚泥は、嫌気化して硫化水素などの悪臭成分を発生させます。

機能低下したラグーン

堆積汚泥により水深の浅くなったラグーン 処理機能低下による未処理の放流水


MSC工法による底泥除去


 MSC工法はコンパクトシステムにより大量かつ経済的に汚泥処理することが可能で、処理汚泥は、悪臭の原因となる硫化物やアンモニアが分解されて、悪臭の発生が抑制されます。さらに、汚泥中には窒素やリン等の栄養塩類が豊富に含まれるため、農業栄養分として最適であり、MSC処理土は良好な農業用土として再利用できます。

MSC工法による底泥除去概要図
MSC工法へ→


ミラカーボンによる処理機能向上


 堆積汚泥を除去したラグーンに、ミラカーボンを設置することにより処理水質、処理速度、処理量を高めることができ、ラグーンは高い処理機能を有する処理施設として再生します。
 微生物活性化により分解機能が高まり堆積汚泥を低減し、悪臭の発止も抑制します。


ミラカーボンによる処理機能向上


ミラカーボンプラスの利用


 ラグーンの自然浄化メカニズムをさらに補強補完するために、ミラカーボンプラスを利用します。

■ +Air 曝気
 有機物の分解は好気性菌の働きが大きく、藻類の光合成や水面からの酸素供給だけでは、好気性菌の活性に不十分な場合には、曝気装置により酸素を供給します。ミラカーボンに付着する好気性菌を活性化させ、ラグーン内に水循環を起こさせることにより汚染物質の分解を促進します。

■ +Cation 金属イオン
 生態系に不可欠なミネラル成分の金属イオンを、ミラカーボンとの組み合わせにより供給します。金属イオンは、微生物を活性化させ、藻類の生長を促進させるため、栄養塩類の吸収や光合成を活発化させ、水質浄化効果が向上します。

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